FCバルセロナの至宝シャビが、うわさされていた通り、退団を発表しました。
覚悟していたとはいえ、正式な発表がされると寂しい限りです。
トップチームデビューしてからバルサ一筋17年間。私は、シャビはバルサ一筋で選手生活を終えることができると思っていました。シャビがいてこそ、バルサがライカールト時代に復活することができ、ペップによる黄金期が達成できました。
しかし、シャビは常時出場できる活躍の場を求めて、カタールへ行くことを決断しました。
昨年のプジョル、バルデスに続いて、黄金期を支えた選手が去っていきます。
下部組織から上がってデビュー&一流選手になって、優勝をそのチームで何回も経験すると、そのチームで引退するケースが、日本のプロ野球だとまだ多いと思います。
そこらへん、メンタリティの差でしょうか、欧州サッカーではひとつのチームで選手生活を終わるケースは少ないですね。最近は、ベテランになってそのチームであまり出場できなくなってくると、サッカー新興国(アメリカ、中東、中国)に行くケースが多いです。ジェラードもリバプール離れてアメリカ行くらしいし(リバプールを優勝させてあげたかった)。。
例外は、ローマの王子こと、トッティぐらいでしょうか(あと、イニエスタも最後までバルサに残ってほしい)。
シャビは、今週末の試合が最後のリーガになります。カンプノウですし、エンリケ監督には、是非先発でシャビを出して花道を飾らせてあげてほしいです。
そして、、その、エンリケ監督、、にわかにきなくさくなってきました。
まだ来年の契約をしていなくて、退団の可能性もあるとか。
後任の候補に、レアル解任されそうなアンチェロッティだと、、そりゃダメだよ。。
アンチェロッティのレアルは、リーガでは無冠ですが、CLでは昨シーズンにデシマ達成、今シーズンはベスト4。国王杯は昨シーズン優勝、立派な成績です。
アンチェは、エゴイストな一流選手達を、モチベーションアップさせて人心掌握するマネジメントに優れています。ACミラン時代入れて、3回CL優勝しているのは現役監督ではアンチェロッティだけで、レアルではCLの優勝も監督の責務であること考えると、現役の監督の中では今のレアルの監督に一番の適任なかただと思います。人格的にも立派だし。だいたい、彼のあとに、つとまる後任はいるんでしょうか?
ベニテスなんて報道も見ましたが、、それならアンチェロッティのほうがいいです。
それよりもなによりも、2年でCL優勝とベスト4の監督の解任を考える、レアルの上層部の考え方はさっぱりわかりません。監督をとっかえひっかえしていたら、チームを強くさせることはできません。バルサ大好き&アンチレアルの私は、レアルが弱いのは消極的には歓迎なのですが、、やはり、、バルサと同じくらい魅力的なサッカーをするレアルを、ベルナベウで、蹴散らしたい!のが本音です。
ではでは。