コヤマングローバルの日記

うつで、入院も経験、2年9ヶ月休職して15年6月から復職した、外資系の会社に勤める者です。うつとよりそいながらの日記や社会・政治・経済・書評・スポーツなど諸々のことを思うままにアップします。

訪日外国人5,000万人/年を目標に!観光大国を目指せ!

先日、新宿の街中を歩いていたら、キャリーケースをガラガラいわせて駅へ向かっていく中国系(中国か台湾)の人たちを、そこかしこで見ました。ディパックを背負った欧米系のかたも見ましたし、訪日観光客が増えていることがよく分かりました。

観光統計 | JTB総合研究所より

  • JNTOの推計によると、2015年3月の訪日外客数は152万6千人(前年同期比45.3%増)で、初めて単月で150万人を突破した。また、先月の138万7千人を13万9千人上回り、2カ月連続で単月過去最高を更新した。
  • 国別では中国が33万8千人(前年同月比83.7%増)で、2カ月連続で30万人を突破した。また、フィリピンは前年同月比110.9%増の26万8千人となるなど、JNTOが発表している主要な20か国のうち、ロシアを除く19か国でいずれも2ケタの伸びを示した。

3月の数字が、前年同期比45.3%とは、すごい伸び率です。

 

ー2,000万人、3,000万人では生ぬるい、目標高く5,000万人を目指そうー

ご存知のように、政府は2020年に訪日外国人数を2000万人を目標としています。更に10年後の2030年には3000万人にするという目標を掲げています。

実際では、日本へ来られた外国人は、おととし2013年に1,036万人で初めて1,000万人を突破、昨年2014年は1,341万人でした。2012年からの2年間で500万人も増えました。

目標を前倒しで達成できる可能性が高いです。年間300万人ずつ増える計算でいくと、

  • 2013年:1,036万人
  • 2014年:1,341万人
  • 2015年:1,600万人
  • 2016年:1,900万人
  • 2017年:2,200万人
  • 2018年:2,500万人
  • 2019年:2,800万人
  • 2020年:3,100万人

と、2020年には、3,000万人に達します。

さらに、このあとも、300万人増/年ペースを続けることができれば、

  • 2021年:3,400万人
  • 2022年:3,700万人
  • 2023年:4,100万人
  • 2024年:4,400万人
  • 2025年:4,700万人
  • 2026年:5,000万人

と、2026年には、5,000万人を達成します。300万人/年のペースがずっと続けばの話なので、うまく進むかどうかわかりません。ただ、訪日外国人を飛躍的に伸ばしてインバウンド成長戦略の一つとするならば、目標は高く2030年に5,000万人/年でいきたいです。

というのも、年間外国人訪問数が、2,000万人、3,000万人といってるうちはまだまだなのです。

世界観光ランキング - Wikipedia

順位2013年2012年2011年
1 フランスの旗 フランス 8500.0万人[4] TF フランスの旗 フランス 8301.8万人 TF フランスの旗 フランス 8155.2万人 TF
2 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 6976.8万人 TF アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 6696.9万人 TF アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 6271.1万人 TF
3 スペインの旗 スペイン 6066.1万人 TF 中華人民共和国の旗 中国 5772.5万人 TF 中華人民共和国の旗 中国 5758.1万人 TF
4 中華人民共和国の旗 中国 5568.6万人 TF スペインの旗 スペイン 5770.1万人 TF スペインの旗 スペイン 5617.7万人 TF
5 イタリアの旗 イタリア 4770.4万人 TF イタリアの旗 イタリア 4636.0万人 TF イタリアの旗 イタリア 4611.9万人 TF
6 トルコの旗 トルコ 3779.5万人 TF トルコの旗 トルコ 3569.8万人 TF トルコの旗 トルコ 3465.4万人 TF
7 ドイツの旗 ドイツ 3145.5万人 TCE ドイツの旗 ドイツ 3040.8万人 TCE イギリスの旗 イギリス 2930.6万人 TF
8 イギリスの旗 イギリス 3116.9万人 TF イギリスの旗 イギリス 2928.2万人 TF ドイツの旗 ドイツ 2835.2万人 TCE
9 ロシアの旗 ロシア 2835.6万人 TF ロシアの旗 ロシア 2573.6万人 TF マレーシアの旗 マレーシア 2471.4万人 TF
10 タイ王国の旗 タイ 2654.7万人 TF マレーシアの旗 マレーシア 2503.3万人 TF メキシコの旗 メキシコ 2340.3万人 TF

圧倒的なのは、フランスで、なんと年間8,500万人/年!

ちなみに、2013年日本は27位、1,000万人超えたって言って騒いでも、世界ではまだまだ低レベルです。

観光立国を目指すなら、当面の目標は、世界10位以内を確保できる3,000万人、

観光大国を目指すなら、5位以内を確保できる、5,000万人を目指すべきです!

広くて人口が日本の10倍の中国に負けるのはしょうがないにしても、他にトルコ、ロシア、タイ、マレーシアに負けるのは悔しいです。

 

ー移民を受け入れるかどうかの答えと、成長戦略として、観光国を目指そう!ー

なぜ、そこまで、高い数字を目標にするかというと、これからどんどん人口減少していく日本の成長戦略の大事なひとつだと思うからです。

人口減少による経済停滞に対する策として、女性及び高齢者の活用、出生率の向上、生産性の向上、移民等があげられています。

出生率の向上施策がうまくいったにしても効果がでるには時間がかかります。

移民については、賛否両論あります。

ただ、移民を増やしている欧州が色々な摩擦で悩まされていることを考えると、保守的で、まだ外国人との共生に慣れていない日本が、いきなり数十万人、数百万人の移民を受け入れるのは、ショックが強すぎると思います。

そこでまず、訪日外国人を飛躍的に増やして、まず日本が外国人との共生に慣れることが必要だと思います。

ちなみに、訪日外国人が、年5,000万人になったら、

5,000万人x13.4泊(平均宿泊数、引用元は下記)÷365日=約184万人/日http://www.mlit.go.jp/common/001039678.pdf

つまり、184万人の外国人が、日本の人口にプラスになると言えるんです。

ホテルはキャパが足りなくて新たに建設しなきゃでしょうし、ホテルのスタッフ、街中の飲食業等、新たな雇用が生まれます。移民を本格的に考える前の施策、及び経済施策として、観光大国を目指すことは日本にとってとても大事なことだと思います。

 

本屋で立ち読みしただけなんですが、通して読んで、外国人にとって、日本(人)が、とてつもなくクールで面白いんだということがよくわかりました。

JAPAN CLASS―一方、そのころ日本では…

JAPAN CLASS―一方、そのころ日本では…

 

ではでは。