私が昨夜の(正確には6月3日の午前2時頃)ブログをアップして間もなくして、記者会見を開いたようでした(突然の記者会見で記者15人しかいなかった)。
- ブラッター氏も捜査対象との報道もあり、追い詰められてきた
- 辞任しても、次期会長決定は早くても12月。それまでは会長職で留まることができ、辞任後の影響力の確保するための時間を稼げる
ことから辞任を決意したと思います。
ひとつまえのブログに書いたように、欧米対それ以外の構図は、このブラッター辞任によって、欧米の勝利の一歩になりました。ただ、アメリカは今回のブラッター辞任表明後も、捜査の追及の手を緩めることはしないでしょう。
FIFAの汚職が大きいから捜査が行われたところもありますが、ただそれは表向きの理由、正義の隠れみので、本当の理由は、アメリカの国益が著しく損なわれたからです。アメリカ又は欧米の利益になるような体制やルールづくりを目指すはずです。
アメリカは本気を出しました。
話しは飛びますが、私は、中国の南シナ海進出に対するアメリカの警告の度合いも、今後どうなっていくか注目しています。
こちらも本気を出すかどうか。
ではでは。