昨年うつで入院、昨年末退院してはや半年強が経って、来週火曜からいよいよ会社生活に戻ります。やっとという思いありますが、ブランクが長く仕事能力100%まではないので、無事続けていけるか正直不安なところもあります。
その、まだ道なかばの自分に対して、自分への励ましとなる言葉をつらつらと書いてみようと思いました。
ー自分の頭から引っ張り出したことばー
- 少なくとも当分仕事100%全力投球できない自分を責めて負のスパイラルにならぬよう、お金使ってもいいから、気分転換を今まで以上に重視する
- 読書、バルサ、スペイン、ファッション、グルメ、酒(大量はいけません)、映画、(旅行も行けたら行きたい)
- 何と言われようと割り切って、復帰3か月は慣らし期間と考える(日系大手企業だと最初の1〜2か月は4〜6時間からと段階を踏むのですが、外資の弊社は、いきなり8時間x5日なんです)
- ブログを書くことが、自分の再発見といやしの力があることに気づいた、続ける
- 会社外の人(ビジネススクール時代の友人、リワークの友人)とのつながり
- いざとなったら会社を辞めてもいい、転職もあるさと妄想する
- 100%に戻れたら、転職も可能性に入れる
- 副業、起業のアイデアを考える(少なくとも気分転換になる)
ーリワークプログラムで頂いた言葉や気づきーアイデンティティについて
- 職場だけでなく人生におけるアイデンティティを考える
- アイデンティティはひとつじゃない、複数のアイデンティティを持つ、一つのアイデンティティが固い人は逆境になるとポキッと折れる(以前、ビジネススクールで、組織でもそうなると学んだ)
- アイデンティティは変わっていく、節目ごとにいくつかのアイデンティティを見つめ直す
「アイデンティティ」じゃないですが、田坂広志さんは「人格」と表現して、「人は多重人格、複数の人格を自覚して、多様な才能を開花せよ」という内容の本を最近出しました。
人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」 (光文社新書)
- 作者: 田坂広志
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/05/19
- メディア: 新書
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ー本から得た言葉、気づきー
(すぐ下2つは、うつを経験したことがあるビジネススクール時代の友人から紹介頂いた本です)
「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 単行本
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- 仕事は人生の3割
- だから「ワークライフバランス」でなく「ライフワークバランス」
- うつ病になったり仕事にやる気が起きなくなったりする原因は、人間関係がうまくいかない場合が大半。「仕事が人生のすべて」だと錯覚しているから、人間関係で悩む。仕事は「どうでもいいこと」と思っていれば、人生のたった3割の時間を過ごす仕事での人間関係で悩む必要はない
- 50代ほど起業に向いた年齢はない
- 作者: 酒井一太
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 「できる」ことを確認。自分を信じると書いて「自信」
- 第4の人間関係を構築しておく
- 「頭の中にあることをすべて書き出せ」(『ストレスフリーの仕事術』デビッド・アレン著)
- 仕事を圧縮するという考え方、小さなスタート
- ため息をついたら休憩の合図
- 小さな成功体験を蓄える
- あの日からの「成長」を信じよう
- ワークライフバランスよりクオリティ・オブ・ライフを大切に
さて、長くなりましたが、もう少しお付き合いください。最後は佐藤優さんの、逆境克服系の本イッキ紹介です。
- 怒りは溜めずに昇華する。よい小説を読む、いい映画を見る
- 明日できることは今日やらない
- 出世に執着してあきらめずに頑張るのはすすめない
- うつ病になると、かたくなさが極端になる。意識的に柔らかくする
- 人間にとって一番大切なのはビジネス社会で業績を上げて他人に勝つことでなく、本当に信頼できるパートナーや友達を見つけること。つまり人間関係
- 競争にあえて身を置くときでも、まったく違う世界を持っておくこと
- どんなに信心が強く非の打ちどころがない人物でも災難にあうことがある
- 人生にとって大切なのは、「いかに負けるか」
- 努力したからといって必ずしもすべての人が成功するわけではない
- 復讐は人間がするのではなく、神が行うもの
- ビジネス以外での人間関係をできるだけたくさん持つ
- 上の人間にまともにぶつかるのは避けろ、組織は基本的に上の味方
- 「逃げ場」をつくる
- 「受けるより与える方が幸いである」(イエス・キリスト)
- 命を賭けてでも守らなくてはならない絶対的価値観を持っている人は、どのような試練であっても克服することができる
- 個人が個として書き言葉にむかいあい、自立的に思考することが修羅場の技法としてもっとも効果的
- 日常を一時的にリセットする。定期的に休みを取り、自分の仕事を観察し、反省すること
- 問題が出たら、まず書き出す、書くという行為によって、問題を対象化
- 手を動かして書く、書くと脳にしっかりと刻まれる
- 逆境に落ちたときに大きな救いになってくれるのは友達
以上、長々とつらつら書きました。最後までお付き合いいただき、幸いです。
ではでは。