コヤマングローバルの日記

うつで入院も経験し約3年の休職後、2015年6月から復職。仕事にプライベートに充実していましたが、2021年に再発本格化し現在2度目の長期休職中。うつとよりそいながらの日記や社会・政治・経済・書評・スポーツなど諸々のことを思うままにアップします。

再発?サインバルタ。

 

DSC_0100 copy

 

こんにちは。恒例?の大みそかの更新になりました^^。

実は「うつ再発寸前」(または既に再発・・・)の状態になってしまいました。必死に?知恵を絞って抵抗をしております。

 

<経緯>----------------------------------------------------------------------------------------

1. 2月に引っ越し 

2018年秋からいい物件はないかと活動していましたが2018年12月にそこそこの物件が見つかり今年の2月に引越ししました。物件探しに数か月かかりあちこちの街や物件を見に行きハードでした。さらに(狭いところに引っ越したのもあり)、古い家電・家財道具や膨大な本(800冊買取に、それでもまだ1200冊以上あり)など、断捨離する作業もハードで、何を捨てて何を残すかの小さいけど多い意思決定の連続で脳がへとへとと、段ボール作業が腰にこたえました^^。引っ越しした直後はテンションが上がっていたせいか、身体に異変は感じなかったのですが、数か月した後、遅れて(下に書く)異変が出てきたような気がします。

 

2.前半に苦手な飛行機たくさん

プライベート(旅行)で、2018年12月に石垣島、3月と4月に沖縄、仕事で今年前半で3回福岡、5月にインドネシア、に行きました。自分にとってかなり苦手な飛行機(酔い止め薬必須)を半年で7回、疲れがたまったと思います。

 

3.3月に同じ部の休職中の先輩からストーカー被害

うつで休職中の先輩から突然の連絡が3月にあり、同類の身として心配だったので、相談がてら食事した後、メールや電話で等やり取りしていました。2週間もたたないうちに、ストーカーのように1日何回もメール・電話が来るようになりました(「俺は復職できると思いますか」とか「ちょっと電話で話を聞いてほしい」とか、とにかく不安をぶつけてきて、、カウンセラーさんに相談してくださいと言っても聞かずにメールや電話を鳴らす・・)。〇〇さんこんなんだっけ?と思いつつ、いよいよこちらのメンタルもやばくなり、会社の産業カウンセラーさんに相談したところ、その方は会社の他の人にも同じようなことをしていたとのこと。カウンセラーさんの許可を取り、電話着信拒否・メール受信拒否の手段を取らせてもらい、カウンセラーさんはその人に警告してくださいました。あぶなかったです。その後、この先輩は8月頃に違う方にもメールを頻繁にされたきたそうで(その人は私の話を聞いていたので返信しなかったそう)、、そのあとこの先輩は10月頃に休職期間終了で退職になってしまいました。。

今から考えると、この時期あたりで、私にもやばい前兆が出てきていたんだと思います。自己洞察力が足りませんね・・

 

4.マーライオン オエー

九州と関西出張から帰ってきた6月下旬の日、夜中に発生した吐き気が朝になっても収まらず、外の空気を吸いに朝の7時頃に外に出たらさらに気持ち悪くなり歩けなくなり自分のウチ(賃貸マンション)の前で立ち止まりました。その直後、いきなり胃が反重力暴動、マンション前の歩道でマーライオン並みの噴流オエーを2回しました(3回目もオエーとなりましたが出るものがなかった....)。

ほんとに下の写真のような立ち姿勢と噴水のような勢いで出まくりました・・・

IMGP1021.JPG

(はっきりと見れなかったのですが)未消化の食べ物はなく容量が2-3L以上、おびただしい水分と胃液ばかりでした。。200mぐらい前方に犬の散歩をされていたご婦人が近づいては危ないとばかりに固まって立ち止まってました。オエー水が歩道を覆って流れていくののをそのままにして、エレベーターに逃げ込み自分の部屋に戻りました....(申し訳ありません・・・)。原因は、上の1から3まで含めた、積み重なった仕事のストレス、過労、暴飲暴食とふんでいます。

 

5.4の一週間後の6月末に来日した外国人上司に中間評価面談で叱責されさらに悪化

冷静にあとで振り返ると叱責は理不尽なパワハラな内容も多かったのですが、面談中はうまく言い返せず、ストレスが溜まりに溜まり、その夜は床についても叱責された文言(英語・・・)が頭から離れず、夜中に気持ち悪くなり救急病院へ。気持ち悪いのが朝まで収まらず、その日の大阪でのお客さんとの重要な会議を欠席せざるえませんでした。。この時期は、グループの部下との関係も良くなく(うまく動いてくれない部下に自分ばかりイライラしていた)、仕事のストレスが積み重なっていました。

 

<抵抗策>--------------------------------------------------------------------------------------

1. 服薬  第一弾

上の5のあと、さすがにおかしい、ということに気づきだし、7月に入ると頭の中にいやなイメージが出てくるようになったのもあり、通院していた精神科に電話をして8月だった予約をなんとか7月下旬に前倒ししてもらい病院に行きました。以前(14年から16年)飲んでいた(吐き気による食欲不振を改善するための)ジプレキサ、(ストレスに対する不安をぽわーんとさせて弛緩させる)デパス(最初はリーゼでした)の服用を始めました。別の病院で内視鏡で検査した結果、逆流性食道炎再発だったので、タケキャブなどの胃腸薬ももらって複数飲んでいます。

 

2.服薬  第二弾

いっぽうで、ジプレキサデパスを服用しているときでも、仕事やプライベートで疲れれてくると(好調時に比べると1日にできる量がだいぶ減りました)、吐き気や頭重や人に酔う感じが継続して表出するので、11月下旬に通院している精神科医の先生と相談して(これも14年から16年に服用していた)サインバルタの服用も始めました。開始から1週間後に20㎎から40㎎に増量して飲んでいます。切り札の登場でかなり期待していたのですが、効いているのかまだ何とも言えない感じです。どうしても効かない感じが強いのであれば1月に60㎎に増量するかどうか先生と相談する予定ですが、先生はよっぽど症状が重たくない限りはこれ以上は増量したくないようです。

 

3. 負荷低減

15年6月からの復職から19年前半まで順調に来すぎていて調子こきすぎました^^(特に体調が本格化したと思った16年、17年、18年)。調子が復活したとはいえ、うつになる前の絶好調時と比較するとコップの容量はやはり6割か7割程度であることに無自覚で、今までの積年の疲れと19年前半にさらに詰め込んだ行動によって、心身が悲鳴を上げたんだと思います。

19年の後半は、なるべく遅くまで残業をしないように、というか、残業が遅くまでできなくなりました。朝早めに行って夜早めに帰るというパターンを取っています。帰りの帰宅ラッシュで人に酔うこともしばしばで、再発本格化しないように、なるべく負荷はかけないようにしていきたいです。調子芳しくないときは、1日単発休みや早退や在宅勤務(弊社で週1回使えるこの制度は助かっています)で何とかしのいでます。長期休みはまだしていないので、ポジティブに考えれば、再発本格化まではいっていないと思いたいです。なんとか再発の入り口から深みに入らず戻ってこれたら、という感じです。

 

4. 有識者の方のコメント

ユーチューバーでベストセラー作家の樺沢先生の下に貼ったコメントが刺さります。

再発防止は、①実力の50%-70%でぼちぼちやる、がんばらない ②規則正しい生活、朝散歩、自然に触れてのんびり、休息のある緩急の生活(頑張りすぎる人がうつになる) ③自己洞察力を高めていく(今の調子を自分で測る、うつになる人はこの力が弱い、気づかない)


うつ病を再発させないための3ヶ条【精神科医・樺沢紫苑】

 

4.運動

水泳(ちょっとさぼり気味ですが)と筋トレをやっています。10月にさらにランニングを加えましたが、いきなり7キロ8キロ走ろうとして、終わりの2キロくらいで気持ち悪くなることが続いたのと、どうしても夜遅くなってしまうので、たった1ヶ月4-5回走っただけでやめてしまいました。

脳を鍛えるには運動しかない!  最新科学でわかった脳細胞の増やし方

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

  • 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2009/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 31人 クリック: 757回
  • この商品を含むブログ (75件) を見る
 

( 2016年12月のブログ↓でもこの本↑紹介していましたですね)。改めてこの本読んだらすごくためになりました。有酸素運動が脳にいいことを何回も書いてあります。

koyamanglobal.hateblo.jp

 樺沢先生も有酸素運動の有効性を力説されております。


運動するとうつ病が治る!【精神科医・樺沢紫苑】

 

4.他のアクション

 グリーンポルノ、、デジタル画像でも自然の緑は効果があるとのことで、スマホの壁紙を自然系の写真に変えました。あとはあまり行けてないですが、公園に行くのも効果があるそうです。芸術(美術館、映画、コンサート)で精神的に豊かになることもいいそうです。2019年は映画館で例年の目標の50本はいかなかったですが46本映画を見て、今まであまり読まなかった小説も27冊読めました。前回のうつの底期の時は、まったく映画鑑賞も読書もできなかったので、まだそこまでの状態まで行っていないと思います。あと、下の本↓で推薦されていた観葉植物をアマゾンで買いました(効果のほどはあったようななかったような・・)。

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)
 

 

さてさて、これから自分をどう回復させていけるか、自分を実験台にして、試行錯誤、トライアンドエラーをしていきたいと思います。うつや似たような症状で悩んでいる方々の一助になれるご報告が出来たらと思います(と言ってまた一年後だったらごめんなさい)。

ではでは、です。