CL決勝バルサ対ユーベ、バルサが3-1で勝ち、CL優勝&3冠を達成しました! 万歳!
- ユーベは持てる力を出し切った、レアルを破ったのはだてではなかった
- ラキティッチの先制ゴールは崩されたが、それ以外は同点ゴールはよくしのいだ
- バルサにボールを持たせて、ゴール前に鍵をかけていた、ブッフォンもさすが
- ボクバの運動量、テベスのシュート、ピルロの正確なコーナーキック
- しかし、バルサのパス回しの崩しは防げても、鋭いカウンターは防げなかった
- 2点目はメッシのドリブルで抜いて、走って詰めていたスアレスがゴール
- ネイマールのハンドで消えたゴールもカウンター
- 3点目の終了直前のネイマールのゴールも前がかっていたユーベの裏をとった
- バルサは1点失点以外は守備が効いていた、ラキティッチが効いていた
- 後半32分イニエスタからシャビの交代、この時は2-1で、もしユーベに残り時間同点にされて延長になった場合どうするのか、私には不安があった交代だった、勝ちに徹するならもう少し交代遅くても良かったのでは(杞憂に終わりました)
- 余談)終了時に、ネドベドがいた。02-03シーズン、ユーベがCL決勝に進出するもネドベドは累積警告で出れなかった。今回も悔しかったろう。。(なお、Wikiで調べたら、現在ユーベでスポーツディレクターを務めてるそうな)
ー3冠達成のルイス・エンリケの采配の総括ー
前のブログで指摘したことと重なりますが、
- 今までのポゼッション・バルサに、カウンターを加えた「新しいバルサ」
- MSNには、守備も意識させる反面、攻撃は3人の自由に任せたところが大きかった。3人がいずれも南米出身で意思疎通が図られ(仲がいい)、攻撃にスピードと創造性が生まれた
- 今までのバルサは、戦術による「ポゼッション」だったので相手チームも戦術で対応できた。しかし、今季は、MSNの卓越した個人能力による、スピードと創造性の攻めが生まれて、相手チームは戦術では対抗できなかった
- MSN(FW3人)に攻撃が偏重されるので、攻撃的MFを1枚減らし(=シャビ)、ラキティッチを入れた
- 守備は球際に強くあたる意識を重視。セットプレーによる失点も減らした(はず)
- 結果論だが、GKのブラボとシュテーゲンのリーガとカップ戦のターンオーバーは正解だった(今日はシュテーゲン出場)
- シーズン終盤になって、大きなけが人も出さず、トップコンディションで臨めたコンディショニング。シーズン前半を抑えて、後半〜終盤に標準を合わせた
ーバルサの栄光と今後ー
この10年でバルサはCL4回優勝しました。驚異的です。今回で5回目の優勝(逆に10年以上さかのぼるとたった1回しか優勝していないというのも想像しづらいですが)。今回の優勝で、リバプールとバイエルンに並びました。来年以降は、単独3位の6回目、7回優勝のACミランを目指します!(そう考えるとレアルの10回は改めてすごい)
(3冠を2度達成したのはバルサが欧州初めてだそうです)
今までのポゼッション・バルサに対しては、モウリーニョがやったように、高い位置でボールを奪ってショートカウンターという戦術でバルサに対抗しました。今後は、この、MSNの個人技も含んだ、創造的な攻撃と鋭く速いカウンターに対しどういう対抗策をとるか、注目です(個人的にはないほうがいいのですが)。
バルサのCL優勝で、14-15欧州サッカーは終了ですが、もう各チームの来シーズンの準備は始まっています。宿敵レアルは既にベニテスの就任を発表しました(就任会見で涙するのもどうかと思いますが)。レアルは恐らくまた大型補強をやるでしょう。
バルサには来年もリーガで優勝して、そのうえ、88-89、89-90のACミラン以来ない、CL連覇を果たしてほしいです!
ひとまずは、バルサCL優勝の余韻にひたります!
ではでは。