コヤマングローバルの日記

うつで入院も経験し約3年の休職後、2015年6月から復職。仕事にプライベートに充実していましたが、2021年に再発本格化し現在2度目の長期休職中。うつとよりそいながらの日記や社会・政治・経済・書評・スポーツなど諸々のことを思うままにアップします。

ブラッター辞任。アメリカの執念。

FIFA会長のブラッターが辞任を表明しました。

私が昨夜の(正確には6月3日の午前2時頃)ブログをアップして間もなくして、記者会見を開いたようでした(突然の記者会見で記者15人しかいなかった)。

www.sankei.com

  • ブラッター氏も捜査対象との報道もあり、追い詰められてきた
  • 辞任しても、次期会長決定は早くても12月。それまでは会長職で留まることができ、辞任後の影響力の確保するための時間を稼げる

ことから辞任を決意したと思います。

ひとつまえのブログに書いたように、欧米対それ以外の構図は、このブラッター辞任によって、欧米の勝利の一歩になりました。ただ、アメリカは今回のブラッター辞任表明後も、捜査の追及の手を緩めることはしないでしょう。

FIFAの汚職が大きいから捜査が行われたところもありますが、ただそれは表向きの理由、正義の隠れみので、本当の理由は、アメリカの国益が著しく損なわれたからです。アメリカ又は欧米の利益になるような体制やルールづくりを目指すはずです。

アメリカは本気を出しました。

 

話しは飛びますが、私は、中国の南シナ海進出に対するアメリカの警告の度合いも、今後どうなっていくか注目しています。

こちらも本気を出すかどうか。

 

ではでは。

 

FIFA揺れる。欧米対それ以外の構図。

FIFAが揺れています。というより、欧米が揺らしにかけてきたと言うべきでしょう。

米司法省の依頼を受け、スイス当局がFIFA副会長ら7名を逮捕したあと、5月29日FIFA会長選挙がありました。UEFAプラティニ会長はブラッター辞任の要求をしましたが、ブラッターは拒否、アジア・アフリカ・中南米から票をかせぎ、5選(!)を果たしました。

FIFAの視点からー 加盟数は多いが密室政治、不正が起きやすい

jp.sputniknews.com

(Sputnikはロシアのニュースです、ロシアから見た世界を知ることができます)

◆◆◆

ーアメリカの視点からー アメリカは国益を損なうものはあらゆる手を使ってつぶす

FIFAは金まみれのちみもうりょうとした世界だということは、随分前から言われていました。アメリカが今回腰を上げることはできたのは、以前からの捜査の結果のようです。

headlines.yahoo.co.jp

そもそも、アメリカの司法当局が裁く妥当性についてですが、司法当局は「米国で起きた犯罪」ととらえ自国法が適用できるとしています。

  1. 収賄行為は主として米銀の口座を利用して不正送金されていた
  2. 直接的又は間接的(米国の通信回線)に不正が行われたのが米国内が多かった
  3. FIFAの不正で米国の企業(スポーツ・メディア)が被害を受けた

レイムダック化したオバマ大統領が、4月24日に就任したばかりの新任のロレッタ・リンチ司法長官(アフリカ系の女性としては初の司法長官、司法長官に就任する前は、司法省でFIFA疑惑潜入捜査チームを指揮していたそう)と組んで、任期が少なくなってきてレームダック化してきた中でオバマがレガシーをとりにきたとも言えます。

ただし、やはり、私は、上の3にあげたように、アメリカの不利益になることが看過できないほど大きくなっていたことだと思います。虎の尾を踏んでアメリカを怒らせたのです。しかし、恐らく狙っていたであろう、ブラッターの辞任は引き出すことはできませんでした

 ◆◆◆

ー世界の視点からー さらに事が大きくなったら日本はどうする

  • 今回、日本は(公にはしていないと思いますが)ブラッターに投票したはず
  • ブラジルW杯アジア勢惨敗を受けて、W杯アジア枠の削減は避けたかった
  • ブラッターは、アジア枠を拡げて維持してくれていた
  • 併せて、今回FIFA理事選挙もあり、田嶋日本サッカー協会副会長が理事に当選
  • よって、日本としては、ブラッター体制を支持する(しかない)
  • そうなると、FIFAにおいては、日本は欧米サイドではなくロシア・中南米・アジア勢サイドになる
  • 国策で乗り込んでいるアメリカが、万が一日本に協力を求めてきたらどうする?

  (W杯のボイコットとか)

  •  一方で、米国の司法もブラッターの手を廻すまでははいかない場合もある。ブラッタープーチンは、中南米・アジア・アフリカと手を握っている。
  • これは、現在の欧米とそれ以外(新興国)の世界の構図と似ている。

 

 

と書いていたら、違うニュースを見つけました。アメリカを怒らすと。。

news.infoseek.co.jp

 

ではでは。

バルサ、2冠!国王杯優勝!メッシ、スーパーゴール!

日本時間、31日早朝、スペイン国王杯決勝ビルバオバルセロナが行われ、メッシの先制スパーゴールもあり、わがバルサが3-1で勝ち、優勝しました!!

バルサがコパ優勝で今季2冠目…メッシの2発などでビルバオを下す

www.goal.com

リオネル・メッシが4人抜きゴール アスレティック・ビルバオ vs バルセロナ [スペイン国王杯2014-15] | サッカー動画速報

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試合詳細は上のリンクや他のニュースに任せるとして、WOWOW見て(さすがに録画してみました)、興味深かったポイントをあげます。

  • 試合開催場所は本来中立地だが、今回はキャパがある競技場が見つからず、代替地としてキャパがあるカンプノウになった
  • 一方で、ホーム扱いになるのは、創立(1898年!)が古いビルバオの方。バルサカンプノウなのにアウエー扱い(ロッカー、ベンチなど)
  • よってカンプノウなのにサポーターも人数も半々ぐらい
  • 国歌がブーイングで聞こえない。スペインからの分離独立を目指す、カタルーニャバスクの対戦ならではか。日本では考えられない構図
  • 1点目のメッシのドリブルは圧巻。スーパー。あんな長いドリブルして、誰も取れないなんてスゴい。
  • 2点目ネイマールスアレスのナイスアシスト。スアレスのやさしいラストパス。献身的リヴァプール時代はこんなプレーあったかなあ。バルサ来てエゴが薄まっていいように変わった。スアレスが成長してバルサにフィットして、今季のバルサの成績が躍進があった。CL決勝でも期待が持てる
  • 終わり間際の、ネイマールのヒールレフト(両足でボールを挟んでボールを背中越しに上げ相手プレーヤーの頭を超えて突破させようとした)にビルバオの選手が激昂。ブラジルで許されても、スペインでは許されないこと初めて知った、JだとOKじゃないかな

www.goal.com

  • シャビは予想通り先発せず。但し、イニエスタの負傷で後半早めに出場。
  • シャビの終了間際のフリーキックはポストに阻まれ惜しかった、さすが。
  • ダニエウ・アウべスの髪型は笑えた(一番上写真)。頭頂部分のみモヒカン。2002日韓W杯決勝のブラジルのロナウドの髪型を思い出した
  • バルサのポゼッションも、初めから終わりまでビルバオを圧倒

◆◆◆◆◆

内容、結果共に、3-1は妥当でした。

祝、国王杯、優勝!

次は、3冠達成がかかる、6/7の対ユベントスチャンピオンズリーグ決勝、勝つぞ!

 

ではでは。

日本語はいらないのか!?

グローバル化がどんどん進んでいく中で、英語の重要性がますます言われています。

http://www.flickr.com/photos/47422005@N04/5679642883

photo by DonkeyHotey

ただ、小中高教育での英語教育の強化を文科省は進めようとしていますが、なかなか順調には進んでいないようです。

www3.nhk.or.jp

中には、英検準1級程度の語学力のある教員が7割を超えているのに、授業の半分以上を英語で行っているのは26%にとどまっている県もあり、文部科学省は「教員が自分の英語力の向上を目指すことも必要だが、何より授業に反映させ生徒の英語力を伸ばすことが大切だ」と話しています。

www.sankei.com

英語教育における小中連携では、課題として「教員間や学校間で取り組む時間がない」という指摘が62.0%に上っています。一方、小中連携で有効な点は「指導内容の相互理解の向上」が67.7%、「児童の中学入学後の英語への意欲・関心が高まる」が63.5%などですが、「児童の中学入学後の英語力向上に結びつく」は32.5%しかありませんでした。小学校の教員は、現在の外国語活動が直接的な英語力向上に結びつくとはあまり考えていないようです。

ー英語を習得するには時間と金とエネルギーがかかるー

私の場合、最初は日系の会社だったんですが、買収されて外資系(欧州系)になって、英語が必要になりました。まだいけいけだったNOVAに行って頑張って、なんとか英会話能力を身につけました(と言っても、第二言語として何とか使えるといったレベルですが)。ただし、かなりのエネルギーと時間とお金を使いました。中高と英語は得意科目だったのですが、それでも苦労しました。

  • 英語(言語全般)の構成:speaking,listening,reading,writing
  • 会社では上記の前半二つが出来ないと話にならない(自分の意見を言わなければ存在しないのと同じ)
  • 学校では上記後半二つが重視されていたから英会話ができなかったのも無理なし
  • とにかく日本はTOEICを重視(ウチもそう)。ネイティブも参ってた
  • 但しTOEICはスピーキングのテストがない。TOEICハイスコアの人が喋れるとは限らない

ー今後の日本の英語教育は割り切りが必要ー

  • リーディング、ライティング(含む文法)は日本人教師
  • ピーキング、リスニングは全てネイティブの方にやってもらう
  • 大学進学校の高校で英語を徹底的にやる
  • 大学では英語の授業
  • それでは、物足りない、遅いと思う親御さんは子息を留学させる(経済的に制限されますが)

小学校から徹底的に英語を勉強させる意見もありますが、私は危険だと思います。まず、日本語(古文、日本の歴史含め)を徹底的に勉強し、それから必要な人や学びたい人が英語を徹底的に学べばいいと思います(留学も含めて)。但し、日本が観光大国をこれから目指すには、簡単な英会話が出来る人も増やしたほうがいいので、英語を忘れない教育を社会人でも気軽にできるよう、国が助成金を出して、高校や大学による一般向けの英会話講座、民間の英会話講座などを強化するべきです。

 

ー英語は重要、でも我々はある国語に住むのだー

わたしが、仕事で、欧州にある本社に研修に行ったり、外国人と仕事をする日々を過ごしていくうちに、どんどん強くなってきた気持ちは、

「わたしは日本人だ、日本人としての誇りをもつ」でした。

 

山本夏彦さんがたびたび引用されていた、思想家シオランの言葉

「我々はある国に住むのではない。ある国語に住むのだ。祖国とは国語であり、それ以外の何ものでもない。」

 

 

ー人口が少ない国は、英語を第一言語にするしかないが、日本はその必要はないー

リー・クアンユー、世界を語る 完全版

リー・クアンユー、世界を語る 完全版

 

 

 英語を公用語にしてシンガポールを発展させた著者の本です。今後の世界情勢についてわかりやすく書かれた本です。 世界情勢について語った本ですので(ただ中国について多く語っていて日本はほとんど触れていないのが納得いかないです)、言語についての言及は部分的にとどまります。ただ、やはり英語の重要性については強調しています。

かつて私は、中国のある指導者に、英語を中国の第一公用語にするよう勧めたことがあるが、あれほど強大で歴史のある国にはやはり現実的でなかったらしい。だが、やはり言語障壁は深刻だ。

ずいぶん極端なことを言ってますね。私は、これは人口が少なくて人を呼び寄せる必要があるシンガポールからみた意見と考えます。グローバル化が進んできた現在と、シオランの時代は違いますので、日本でも英語をもっと徹底的に勉強しましょうとは言えます。ただ、日本は、どんなに人口減少しても5,000〜7,000万人までで、一定規模の国家を維持し、小国までにはなりません。だから、日本人は、日本語を英語より優先すべきで、捨ててはなりません。まず日本語を徹底的に。そしてその次に、英語を徹底的に。やはり、祖国は国語なのですから。

 

ではでは。

うつ睡眠薬が効きすぎておもら〇した。

http://www.flickr.com/photos/64130452@N08/6041578611

photo by rlcalamusa1

メンタル系の疾患にかかると、睡眠障害が、症状の一つとしてでてきます。

  • 夜寝つけなくなる
  • 深夜に目が覚めて、その後眠れなくなる
  • 早朝覚醒

上記の症状で睡眠を確保することができなくなります。(寝れなくなったら要注意)

 

そこで、睡眠導入系の薬や、眠気が出る坑精神薬を主治医の先生に処方してもらい、寝る前に飲んで、睡眠を確保します。初めのころは、1錠か多くても2錠です。

(尚、2014年10月から、精神科外来では、抗不安薬眠剤は2剤まで、抗うつ剤及び抗精神病薬は3剤までに制限され、このルールに従わない場合、診療報酬のいくつかの項目で減点となることになりました)

ひるがえってわたしの場合、睡眠薬のおかげで眠れるのはいいのですが、睡眠薬が効きすぎて深く眠って、いたい(恥ずかしい)目にあったことが、何回もあります。

 

 ◆◆◆◆◆

 

ーぐっすり寝すぎて、尿意に気づかず、小を、おもらししたー

http://www.flickr.com/photos/50318388@N00/359987820

photo by mag3737

まだ、うつになって間もない時、でした。睡眠薬マイスリー1錠のみ、まだかわいかった。実家に帰ってて、さあ寝ようとマイスリー1錠飲んで、寝ました。このときは他の薬の副作用かマイスリーなのか、やたらのどが渇いておしっこが近くなる副作用がありました。この日は、それを忘れて、水をぐびぐびしてマイスリー飲んじゃいました。深い眠りからじょじょに目が覚めてきたとき、何か冷たいものが。。おもらし、、というより、たっぷりのおねしょになっていました。親には、失禁してしまったと、かしこまった言い方をして、洗濯に出しましたが、恥ずかしかった。。

 

ーぐっすり寝すぎて、こんどは大を、おもらししたー

http://www.flickr.com/photos/70981241@N00/4680405266

photo by Kecko

さらに恥ずかしい。これは、昨年のちょうど今頃(5/25頃だったけかな)、約1年前です。2-3年に1回定期的に行っている大腸内視鏡検査(ポリープができやすい体質なので)を、入院前にやることにしました。検査前夜に下剤のラキソベロンを飲んで眠りに入りました。ラキソベロンが早くに効いてきて、睡眠中に便意が出てきた。。

しかし、、このとき飲んでいた睡眠薬は11個、、体が全然起き上がらない。。起きて気づいたときは、パンツの中は下〇便が、、、遅かった。。

いい歳してなにやっているんだよ〜と、、さすがに情けなくなり、へこみました。

 

ーW杯日本戦で生で満足に見たのは本田のゴール後のドヤ顔だけだったー

これはおまけ。昨年のブラジルW杯、日本の初戦、コートジボアール戦。

6月15日10時キックオフ。9時半位から携帯のアラームを10分ごとに鳴らして、キックオフ直前になんとか身体を起こして、テレビをつけて、もうろうとしてまた横になる。

しばらくして、テレビの声が大きく響いたので、何とか目を開けテレビに顔を近づけると、、本田のドヤ顔と「ゴーーーール」のアナウンサーの声。あー決めたんだ、よしこれから見なきゃと思ったけど、身体が全く言うことを聞かず。また横になってしまい、音だけをもうろうとしたなかでひろってました。

最後は、アナウンサーの「残念でした」の声が、薄れた意識の中で聞こえてきて、あー、負けたのか...と思って、また睡眠へ。。この、入院直前の時期、睡眠薬は上記と同じく11個、午前中は爆睡している時間帯でした。。

 

残りの、、ギリシャ戦は20日7時キックオフで起きれず。ムリでした。

コロンビア戦は25日5時キックオフ。この日は入院日で、朝9:30に病院で入院手続きをしなきゃならない。確実に起きるために実家に宿泊して、なんとか朝6時か6時半には起きました。時間的に、試合終わりのほう見てたはずだなんだけど、記憶にないです。

というわけで、昨年のW杯の日本戦は全くと言っていいほど生で見れなかったです。

ブラジルW杯全般的にも、前半戦はほとんど寝てて見れず、後半戦は入院生活に入ってあまりテレビ見れずでした。ブラジルW杯のTV観戦は、全くのヘタレのタレで、過去のW杯TV観戦歴に比べると圧倒的に少なく、こんなこと初めての経験でした。。

 

 ◆◆◆◆◆

 

睡眠薬には注意です。耐性も付きやすいし、睡眠薬を飲んでの生活は、昼間の行動含めて一日全般うまくコントロールするのが、なかなか難しいです。

今は、さらなる減薬できないか、トライしているところです。

 

ではでは。

経営共創基盤CEO冨山氏の「G型」「L型」大学

5月27日の日経新聞で、経営共創基盤CEOの冨山さんが、持論である「G型」と「L型」を国内の大学にも適用せよ、とおしゃっていました。

 

www.nikkei.com

  • 国内の大学を「G型」と「L型」に分ける
  • 「G型」→「グローバルで通用する極めて高度なプロフェッショナル人材」
  • 「L型」→「生産性向上に質するスキル保持者、ローカル人材、職業訓練校化」
  • 昨年秋に文科省有識者懇談会で提言、大きな反響。反発も買った
  • 大学卒業生の殆どは職業人になる一方で、日本の大学は一般教養至上主義
  • 地域経済の中心はサービス産業
  • 運転士、介護士、看護師、医師などの「ジョブ型」の比率が増加
  • そうした産業で安定した仕事や高い所得を得るには、技能教育・実学が大事
  • 経済学部での実学は簿記・会計。企業を分析するための基礎的な「言語」
  • 大学の教員は固定的なので簡単には動かない、強力な政策誘導が必要
  • G型大学は日本で10校もあれば十分

◆◆◆

関連本を読んだこともあるので既知だった部分もありますが、やはり切り口鋭く大胆な提言です。これを実現する場合、かなりの大学教員の職が代わるので、現在の大学教員サイドの反発は必ず起きるでしょう。実際、文科省有識者懇談会は今年3月、「専門職業大学」などの名称で新たな大学の類型を設けるとの報告をまとめたそうで、冨山さんの提言に対してやや腰折れした感があります。

◆◆◆

私は、実学を導入せよという点は賛成です。ただし、教養の課程はある程度はあったほうがいいです。というのも、今になって、教養(今の流行りで言うリベラルアーツ)の勉強をもっとしておけばよかったと思うことが多いからです。教養は、ビジネスにはそれほど意味をなさないかもしれませんが、人生=生きることについての、知見・知恵をはぐくむことには役にたちます。すぐには効きませんが、時間を経ってじわじわと効いてきます。

 

ドラスティックな改革をやろうとすると、反発がきて、出る杭は打たれますから、、

koyamanglobal.hateblo.jp

まずは実学課程を大学にもっと入れて、教養の課程はもっとレベルを上げる改革がいいのではないでしょうか。実学課程の大学は日本に既にあります、「専門学校」という名で。G型というより、TOP10大学と言ったほうがいいかと思います。そこでは、教養・実学課程両方を徹底的にやる、細かなところの改善を地道にやっていったほうが改革実現可能だと思います。

  • 人口減による大学の淘汰は、止めないで促す
  • オンライン学習が充実してきてる(廉価)ので、大学はもっと少なくていい
  • オンライン学習との差別化→大学は入学及び卒業もハードルを高くする
  • 英語は、G型・L型共に、少なくとも普通に会話ができるレベルまでは習得
  • G型(=TOP10の大学)では留学生を積極的に(5割)受け入れる
  • そこでは英語での授業を一般的におこなう

 

「G型」「L型」の経済版の本です。日本が観光大国を目指せば、「L型」の世界での雇用が増えます。

 ではでは。

アンチェロッティ解任。

スペイン時間25日、レアル・マドリーのペレス会長は、アンチェロッティ監督を解任しました。

アンチェロッティ:「X・アロンソ退団は驚き」

 

うわさ通りになりました。しかし、昨シーズンのCL優勝監督を解任するとは。。

レアル・マドリーを10度目のチャンピオンズリーグ優勝に導いたアンチェロッティ

デル・ボスケ監督で、2002年にCL9回目の優勝をしてから、アンチェロッティがCL10回目の優勝(デシマ)を果たすまで、12年間もの時間がかかりました。

(その間、バルサ復活&黄金期で、バルサファンとしてはよかったのですが)

◆◆◆

デル・ボスケ以降の監督たちー

1999 - 2003 デル・ボスケ  (01-02CL優勝)(00-01、02-03リーガ優勝)

2003 - 2004 カルロス ケイロス

2004 - 2004 カマチョ

2004 - 2004 ガルシア レモン

2004 - 2005 ルシェンブルゴ

2006 - 2007 カペッロ    (06-07リーガ優勝)

2007 - 2008 シュスター   (07-08リーガ優勝)

2008 - 2009 ファンデ ラモス

2009 - 2010 ペジェグリーニ

2010 - 2013 モウリーニョ   (10-11国王杯優勝)(11-12リーガ優勝)

2013 - 2015 アンチェロッティ(13-14CL優勝)(13-14国王杯優勝)

16年で11人の監督、平均1.45年/人。CL2回、リーガ5回、国王杯2回、優勝。

 

一方、わがバルサは、同じ期間だと、CL3回(6/6の決勝に勝てば4回)、リーガ7回、国王杯2回(5/30の決勝に勝てば3回)優勝と、バルサが3タイトル全てでレアルを凌駕しています。

バルサの監督は、97-00にファン・ハールから18年で10人=平均1.8年/人、正直もう少し1人あたりの在任期間が長いと思っていました)

◆◆◆

ーCL優勝を再び目指すなら他に適任はいないー

アンチェロッティは2年間で2タイトル=平均1タイトル/年の成績です。デル・ボスケは平均0.6タイトル/年、モウリーニョは約0.7タイトル/年で、平均すると劣っているところはないです。

ただ、ペレス会長は毎年、何かしらタイトルを取らないと気が済まないのでしょう。アンチェロッティは、昨シーズンCLと国王杯を獲ったとはいえ、今シーズン無冠だったのが、ペレスのお気に召さなかったようです。

わがバルサの永遠のライバルとしてレアルをみた場合、前のブログでも書きましたが、現在のレアルの監督にはアンチェロッティしかいないと思うんですが。。

  • レアルは、リーガのタイトル以上に、欧州の盟主としてCLの優勝を目指さねばならない。アンチェロッティは過去CL優勝3回のキャリア。レアルでも2シーズンでベスト4以上2回、うち1回優勝。
  • 人格的に選手・サポーターの信頼が厚い。前任のモウリーニョは信頼を集めることができず、選手・サポーターの離反があった。マドリーに来る、一流でエゴ丸出しの選手を扱うには、能力だけでなく人格的にも尊敬される監督が望ましい。

www.goal.com

昨年夏にレアル・マドリーに加入したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、「ボス、心から感謝しています。あなたから多くのことを学びました」とツイート。やはり昨夏に加わったドイツ代表MFトニ・クロースは、監督と抱き合っている写真付きで「監督、ありがとう! あなたと一緒に仕事をするのは楽しかった。あなたの今後の幸運をお祈りします」とつぶやいた。ブラジル代表DFマルセロは、監督以下スタッフとの記念撮影とともに、「ボス、心から感謝しています。あなたは偉大なコーチでした。さようなら!」とメッセージを贈った。それぞれのツイートは、すでに1万回以上リツイートされている。


次期監督はベニテス? いやはや。。

 

ではでは。

「荒木飛呂彦の漫画術」

1年半ぐらい前だったかな、本が読めなくて、まだ漫画ならなんとか読めるって時に、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、3部から6部を、順番にTSUTAYAで借りてきて、らんらんと目がさえてる夜中に、読んでました。

読んでいて、よくこんな沢山のスタンドを思いつくなあと思ったのと、ストーリーの奇想天外さ(&長い)と、脈々と続くジョースター家の家系に感心させられました。

 

今年の4月に「荒木飛呂彦の漫画術」がでて、すぐ買って読みました。

昨日の日曜日、池袋のリブロに行って良さげな本はないか眺めていたら、この本が沢山平積みされていて、ランキング(総合ではなくて新書かな)3位に入ってました。

 

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

 

 荒木さん曰く、

この本の読者には「漫画を描きたい」というごく少数の人たちを想定することになってしまいます。ここに、書かれていることを読んで本当に漫画家になるのは数人かもしれないし、もしかしたら、たったひとりいるかどうか。<略>それでも、そのたったひとりのために、この本を書きたいと思います。 

 ターゲットは漫画家志望向けに書いたもののはずなのに、ベストセラーになっています。ただ、併せて荒木さんが冒頭に、「ただし、(略)漫画に限らず、もっと普遍的なハウツーであるようにも思います」と書いています。ジョジョの漫画ハウツーだけでなく、自分の仕事や生活に活かせそうという評判が出て、売れてきたんだと思います。

◆◆◆

  • 最初の1ページが肝心
  • 基本四大構造、重要順で、「キャラ」「ストーリー」「世界観」「テーマ」
  • プラス「絵」プラス「言葉」
  • 「キャラクター」と「世界観」は欠かせない
  • 「キャラクター」作成にはキャラの行動の「動機」をつくる
  • 「キャラクター」作成には身上調査書(要は履歴書)を必ず作る(60項目!)
  • 名前の作成もかなりの注意が必要
  • 漫画ではストーリーが邪魔になることがある。キャラが動かなくなる
  • ストーリーが中心の漫画は王道とは言えない
  • ストーリーは最初につくらない
  • キャラ設定と困難な状況設定から、主人公が勝手に動いていく→ストーリーに
  • 「絵」は超重要項目
  • 世界観を表現するには徹底的なリサーチ、でも全部は描かない
  • 「基本四大構造」をつなぐ「テーマ」。「ジョジョ」のは「人間賛歌」

◆◆◆

私の場合、以前、数回ダンス・パーティーを企画したことがあったのですが、どうせやるならオリジナルなものをやりたいと思い、テーマ、メッセージ、シンボルマーク等をとことん考えて臨みました。ありていのパーティーよりは深みが出たんじゃないかと自負してますが、この本の内容に沿って考えると、あら不思議?、基本四大構造のいくつかを抑えてたことになっています。

私たち一般の人たちの使い方としては、シンポジウム、セミナー、セッションの企画、プレゼの骨格作り、に際して参考になるんじゃないかと思いました。

 

意外だったのは、ストーリーが一番重要じゃなかった点。映画になりますが、ロバート・デ・ニーロは「script(脚本)が出演を判断するうえで最も重要」と言っていました。私も(少なくとも映画では)そう思います。手塚治虫さんは、量・質と共に他の方々を圧倒する作品を生み出して来られた天才ですが、やはりストーリーとテーマを一番重要視されていたと思います。キャラ設定と設定作りでストーリーが生まれてくる、という捉え方は、人気が出れば終わるのがいつになるか決まっていない少年漫画誌ゆえ(一時期のジャンプは、人気が出れば、延々と続けていた)ではないかと感じました。

反面、一本の漫画を描くのにここまで考え抜いて描いていたとは正直驚きでした。小説家は「キャラ」「ストーリー」「世界観」「テーマ」を練り上げて、書いていけばいいでしょうが、漫画家はその上で最も時間がかかる「絵」を描かねばならないです。知力、画力、体力が求められる重労働ですね。売れる漫画家以外では、かかった時間に対して得られるお金はほんのわずか、、、もっと財政的な向上を図ってあげたいと強く感じました。

 

 

 荒木さんがデビュー前後支えとなった「地図」。今でも時々読み返してるとのこと。

定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー

定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー

 

 

ではでは。

シャビ、リーガ最終戦!エンリケ監督の思惑。

昨夜、WOWOWで、バルサデポルティーボを見ました。

シャビのリーガ最終戦です。

試合前のカンプノウの観客席に、シャビの顔が書かれた横断幕が掲げられて壮観でした。いかにバルセロナでシャビが愛されていた存在かわかりました。感動しました。

シャビ、バルサ退団前最後のリーグ戦に出場

本拠地カンプノウだし、シャビ先発は当然で、そして長い間MFで一緒にやってきたイニエスタも先発させて、黄金期のMFの併用を最後に見たいと思っていました。

ところが、エンリケは、MFラキティッチも先発させなかったにもかかわらず、2人の先発もしませんでした。

MFの先発:セルジ・ロベルト、ラフィーニャ、シャビ。

途中交代でイニエスタを入れてくれるのかな?と思いましたが、その気配が一向にないまま、なんと、85分にシャビは交代し、代わりにイニエスタが出場しました。

シャビ、バルサ退団前最後のリーグ戦に出場

エンリケは最後のシャビをフル出場させませんでした。私の期待は甘かったです。

 

試合を通して見て、エンリケはこの試合を以下のように捉えて臨んだと感じました。

残り2試合の「決勝」と来季を見据えた布陣、そしてシャビを送り出す

  1. 大事な残り2試合の「決勝」(国王杯、CL)に向けて、主力の一部を休める(シュテーゲン、ピケ、アウベス、ブスケッツラキティッチスアレス)。
  2. シャビへの長年の貢献に配慮して、シャビは先発させる。
  3. しかし、残り2試合見据えて、チームのバランスを崩したくないので、自分の戦術スタイルは崩さない(中盤の守備重視)。よって、シャビ、イニエスタの並列はしない。
  4. 2試合の「決勝」と来季を見据えて、サブ戦力の見極めをしておきたい。今まで出場機会が多くない選手を先発させる。

シャビのパスは切れがありましたが、ゴール前の吹かしなどもあり、やはり全盛時に比べるとちょっと衰えました。

エンリケは思っていたよりなかなか冷徹だと思いました。シャビの長年の貢献度にリスペクトしながら、シャビのパフォーマンスを見切っていた感があります。

今季、FW3人にゴールのほとんどを任せる戦術にしてから、MFの役割には従来より守備に重きをおきました。そこで、シャビ(35歳)よりまだ若く運動量が落ちず守備もシャビよりすると判断したイニエスタ(30歳)を優先させたんだと思います。

 

シャビとしては、エンリケのそのような冷徹な采配に対して、一言二言言いたかったところもあるでしょう。

しかし、退団発表の時の記者会見、昨夜の試合後のスピーチでは、不満は一切言わず、決断に至るまでの葛藤、バルサへの愛、ファン・チームメイト・関係者への感謝の言葉でした。尊敬します。

 

シャビ、バルサ退団前最後のリーグ戦に出場

シャビ、バルサ退団前最後のリーグ戦に出場

シャビ、バルサ退団前最後のリーグ戦に出場 写真18枚 国際ニュース:AFPBB News

シャビは試合後のスピーチで涙をこらえながら、「今日、そして、17年間ここにいられた僕は、世界で最も幸せな男だ。監督もまだ終わっていないと言っている通り、あと二つのタイトルを手にしたい。(チャンピオンズリーグ決勝の翌日に当たる)6月7日にバルセロナでみんなとまた会いたいと思っている」

 

残る2試合、エンリケはもうシャビを先発させないでしょう。

試合展開にもよりますが、出場の機会は、

  1. 負けている場合、試合後半、攻撃の打開策としての出場(残り30分以降)。
  2. 勝っている場合は、花道的な出場(残り5分ぐらいか...)。

でしょう。

バルサには当然あと2つも勝ってほしいので、2になるのが、悩ましいです)

 

バルサの黄金期を支えた偉大なるプレーヤー、シャビの勇姿を、残り2試合で目に焼き付けたいと思います。

 

ではでは。

 

訪日外国人5,000万人/年を目標に!観光大国を目指せ!

先日、新宿の街中を歩いていたら、キャリーケースをガラガラいわせて駅へ向かっていく中国系(中国か台湾)の人たちを、そこかしこで見ました。ディパックを背負った欧米系のかたも見ましたし、訪日観光客が増えていることがよく分かりました。

観光統計 | JTB総合研究所より

  • JNTOの推計によると、2015年3月の訪日外客数は152万6千人(前年同期比45.3%増)で、初めて単月で150万人を突破した。また、先月の138万7千人を13万9千人上回り、2カ月連続で単月過去最高を更新した。
  • 国別では中国が33万8千人(前年同月比83.7%増)で、2カ月連続で30万人を突破した。また、フィリピンは前年同月比110.9%増の26万8千人となるなど、JNTOが発表している主要な20か国のうち、ロシアを除く19か国でいずれも2ケタの伸びを示した。

3月の数字が、前年同期比45.3%とは、すごい伸び率です。

 

ー2,000万人、3,000万人では生ぬるい、目標高く5,000万人を目指そうー

ご存知のように、政府は2020年に訪日外国人数を2000万人を目標としています。更に10年後の2030年には3000万人にするという目標を掲げています。

実際では、日本へ来られた外国人は、おととし2013年に1,036万人で初めて1,000万人を突破、昨年2014年は1,341万人でした。2012年からの2年間で500万人も増えました。

目標を前倒しで達成できる可能性が高いです。年間300万人ずつ増える計算でいくと、

  • 2013年:1,036万人
  • 2014年:1,341万人
  • 2015年:1,600万人
  • 2016年:1,900万人
  • 2017年:2,200万人
  • 2018年:2,500万人
  • 2019年:2,800万人
  • 2020年:3,100万人

と、2020年には、3,000万人に達します。

さらに、このあとも、300万人増/年ペースを続けることができれば、

  • 2021年:3,400万人
  • 2022年:3,700万人
  • 2023年:4,100万人
  • 2024年:4,400万人
  • 2025年:4,700万人
  • 2026年:5,000万人

と、2026年には、5,000万人を達成します。300万人/年のペースがずっと続けばの話なので、うまく進むかどうかわかりません。ただ、訪日外国人を飛躍的に伸ばしてインバウンド成長戦略の一つとするならば、目標は高く2030年に5,000万人/年でいきたいです。

というのも、年間外国人訪問数が、2,000万人、3,000万人といってるうちはまだまだなのです。

世界観光ランキング - Wikipedia

順位2013年2012年2011年
1 フランスの旗 フランス 8500.0万人[4] TF フランスの旗 フランス 8301.8万人 TF フランスの旗 フランス 8155.2万人 TF
2 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 6976.8万人 TF アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 6696.9万人 TF アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 6271.1万人 TF
3 スペインの旗 スペイン 6066.1万人 TF 中華人民共和国の旗 中国 5772.5万人 TF 中華人民共和国の旗 中国 5758.1万人 TF
4 中華人民共和国の旗 中国 5568.6万人 TF スペインの旗 スペイン 5770.1万人 TF スペインの旗 スペイン 5617.7万人 TF
5 イタリアの旗 イタリア 4770.4万人 TF イタリアの旗 イタリア 4636.0万人 TF イタリアの旗 イタリア 4611.9万人 TF
6 トルコの旗 トルコ 3779.5万人 TF トルコの旗 トルコ 3569.8万人 TF トルコの旗 トルコ 3465.4万人 TF
7 ドイツの旗 ドイツ 3145.5万人 TCE ドイツの旗 ドイツ 3040.8万人 TCE イギリスの旗 イギリス 2930.6万人 TF
8 イギリスの旗 イギリス 3116.9万人 TF イギリスの旗 イギリス 2928.2万人 TF ドイツの旗 ドイツ 2835.2万人 TCE
9 ロシアの旗 ロシア 2835.6万人 TF ロシアの旗 ロシア 2573.6万人 TF マレーシアの旗 マレーシア 2471.4万人 TF
10 タイ王国の旗 タイ 2654.7万人 TF マレーシアの旗 マレーシア 2503.3万人 TF メキシコの旗 メキシコ 2340.3万人 TF

圧倒的なのは、フランスで、なんと年間8,500万人/年!

ちなみに、2013年日本は27位、1,000万人超えたって言って騒いでも、世界ではまだまだ低レベルです。

観光立国を目指すなら、当面の目標は、世界10位以内を確保できる3,000万人、

観光大国を目指すなら、5位以内を確保できる、5,000万人を目指すべきです!

広くて人口が日本の10倍の中国に負けるのはしょうがないにしても、他にトルコ、ロシア、タイ、マレーシアに負けるのは悔しいです。

 

ー移民を受け入れるかどうかの答えと、成長戦略として、観光国を目指そう!ー

なぜ、そこまで、高い数字を目標にするかというと、これからどんどん人口減少していく日本の成長戦略の大事なひとつだと思うからです。

人口減少による経済停滞に対する策として、女性及び高齢者の活用、出生率の向上、生産性の向上、移民等があげられています。

出生率の向上施策がうまくいったにしても効果がでるには時間がかかります。

移民については、賛否両論あります。

ただ、移民を増やしている欧州が色々な摩擦で悩まされていることを考えると、保守的で、まだ外国人との共生に慣れていない日本が、いきなり数十万人、数百万人の移民を受け入れるのは、ショックが強すぎると思います。

そこでまず、訪日外国人を飛躍的に増やして、まず日本が外国人との共生に慣れることが必要だと思います。

ちなみに、訪日外国人が、年5,000万人になったら、

5,000万人x13.4泊(平均宿泊数、引用元は下記)÷365日=約184万人/日http://www.mlit.go.jp/common/001039678.pdf

つまり、184万人の外国人が、日本の人口にプラスになると言えるんです。

ホテルはキャパが足りなくて新たに建設しなきゃでしょうし、ホテルのスタッフ、街中の飲食業等、新たな雇用が生まれます。移民を本格的に考える前の施策、及び経済施策として、観光大国を目指すことは日本にとってとても大事なことだと思います。

 

本屋で立ち読みしただけなんですが、通して読んで、外国人にとって、日本(人)が、とてつもなくクールで面白いんだということがよくわかりました。

JAPAN CLASS―一方、そのころ日本では…

JAPAN CLASS―一方、そのころ日本では…

 

ではでは。