先日の2022年アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞し、作品賞などの候補になった「ドライブ・マイ・カー」。今話題の濱口竜介監督がメガホンをとった「偶然と想像」です。
私は「ドライブ・マイ・カー」も観ていますが、正直「偶然と想像」の方が心に残りました。偶然の力が発生した3編の物語で構成されています。登場人物は最小限で、時々感情を排したようなセリフ廻しもあるのですが決してダレることなく、演劇を見ているかのような緊張感を保ちながら、私の心に染み入りました。
今年観た映画の中で一番です。お勧めします。