コヤマングローバルの日記

うつで、入院も経験、2年9ヶ月休職して15年6月から復職した、外資系の会社に勤める者です。うつとよりそいながらの日記や社会・政治・経済・書評・スポーツなど諸々のことを思うままにアップします。

うつうつ日記⑭ <2017年から感じた事>

before sunrise

こんにちは。また1年振りの大晦日のアップとなりました。

ここまでくれば、、これから1年に1回、大晦日のアップとなるのかなあ。言い訳になりますが、仕事やプライベートがさらに忙しくなっていてアップできませんでした。ただ、私より忙しい人でまめにアップされている人はたくさんいらっしゃる訳で、エネルギーの優先順位が下になっているんだと思います。すみません。

私の悪いところのひとつなのですが、何をやるにしてもなるべく完璧にやりたい思考・行動の癖があって、そこがブログアップ率を下げている要因とも感じております。それは、うつになった原因のひとつでもあり、自分や第三者をストレスフルにさせる要因だと(ようやく最近)気づくようになりました。

 2017年の私の行動(仕事・プライベート)について印象的だったことを申し上げます。それらを踏まえて、考え方やメンタルヘルス上で言えることを次に申し上げます。自分に対する気付きと、読んでいただいた方々が何かしら参考になれば、幸いです。

 

ちなみに今の服薬状況は、眠剤レンドルミン半錠を3日に2日程度を服用しているのみです。3割か少なくとも2割の日は服薬せずに寝ています(単に仕事し過ぎで睡眠不足と疲れがすごくて、眠くて眠くて眠剤無しで寝れるだけです)。

 

 ◆行動◆(仕事・プライベート)

・仕事:

17年夏過ぎから完全に中間管理職(いわゆるマネージャーなのですが自分の担当業務も継続するという完全なキャパオーバー..)に復帰になり、さらに忙しくなりました。事業部が人員削減中で、部も人の出入りがあり、混沌としている中、チームを再まとめしなければならないというかなりシビアな状況です。

うつで倒れる前には日常的に経験していた、会社から出ても完全に頭から仕事が抜けない感覚を久しぶりに味わっております。復職後の仕事のアウトプットがそれなりに評価されての今回の結果だとは思ってはいるのですが(自画自賛...)、うつなる前のワーカホリックの盛時に比べたら、自分のコップの容量はかなり減っており、気をつけて対策を考えないとといけないと思っております。1月からは私の担当業務は、新しく入る人に一部分振り分けますが、まだ担当業務も残る上、引継ぎ・チームビルディング等々、3-4月くらいまでは今の混沌状況が続くと思っております。

ちなみに、会社で関係している方々で、私がうつでずっと休職してことを知っている人は、昔からの付き合いが長い方や仲がいい方など、、ごくごくわずかです。業務量はまったく他の方々と同じかそれ以上で、復職後の業務軽減や配慮は(復職後3ヶ月は残業無しくらいで)全く無いです。

歳も50歳をオーバーしているので、10年前ならともかく、今はさらに上を狙うというより、(お金もないので)いかに社会とコミットして長く働き続けられるかを考えております(75歳位までできれば働きたい・・・)。今の会社は、定年60歳で雇用延長はありますがだいたい皆さん1-2年限定の時給(恐らく1500円/時程度・・・)雇用です。今の世の傾向と逆行しておりますが、弊社は他社さんのような50歳以降給料下がりや55歳役職定年は無いので、長短あり、と割り切っております。昇格やポストも大事ですが、自分の実力を伸ばす(少なくともキープ)ことが、60歳以降も働く大事なことと思ってます。無事これ名馬ではないですが、いかにうつ再発を防いでいけるかも私は重要です。

精神的に毀損しないためには、プライベートでいかにに仕事を忘れるか、いかにに楽しいことを頭と心にインプットするか、が肝だと思っております。

 で、そのプライベートは ↓

・映画50本鑑賞:

映画好きな友達(『映画はその人の人生や感情を豊かにしてビジネスに人生に有益である』と)が年50本以上鑑賞してフェイスブックに全て感想をアップしてるのに触発されて、中学生時から映画が好きな私も50本を17年初めに目標にしました。ただし、今まで年間50本は観た事なかったです。ざっくり週に1本鑑賞のペースですが、仕事やプライベートの用事が立て込むと、週に一本でもかなりしんどいです。仕事で忙しい12月にやりくりして8本(休みの昨日一昨日で4本駆け込み...)観てなんとか達成できました。ただし、50本観るとはずれもかなり多く、10本に1-2本があたりというような感じです。1年間10ー20本の時よりかははずれも多くなっている気がします。本のあたりはずれの確立に近くなっていると思います。

『量は質に転化する』の期待がかかる50本鑑賞の効能については、もう少し時間を待って自分の内面の化学反応を待ちたいと思います。

(それと合わせて17年のワーストベスト映画を書いた映画ネタも別にアップできたら・・です)

 

・数学検定受験:

7月に3級(中三レベル)と10月に準二級(高一レベル)を受けて、学生時代と同じ一日直前詰め込みでなんとか2つとも合格できました。佐藤優さんの講義や著作で論理的思考の向上にいいとおっしゃっていたのと、高校時代最初は理系だったのもあり、挑戦を17年年初に掲げて受けました。勉強しているときや試験のときの、日ごろ使っていない脳細胞がぶちぶち言う感覚がたまらなかったです(M気質か...?)。英検と違うのは、私以外の受験生がほとんど子供たちです。特に3級は私以外全員、小学校高学年か中学生、、私の歳だと自分の子供の歳以下を周りに囲み。。。最初は恥ずかしかったですが、これもオヤジ(ジジイ?)の勲章だと切り替えて試験に集中しました。

今度は18年4月、二級(高校二年レベル)を受けます。今度ばかりは落ちるかもですが落ちても勉強続けることがいいので受け続けます。

 

・歌舞伎鑑賞とクラッシクコンサート(第九)鑑賞:

歌舞伎は初体験でした。うまく表現できませんが、自分の埋もれていた感性・考え方が実は歌舞伎の江戸時代から続いているような繋がりを感じました。

映画もいいですが、生の鑑賞は舞台の方々の前向きなエネルギーをもらえることがすばらしいです。今まで自覚したことのない潜在的だった感情を顕在的に体感できるのがなんともいえないです。

18年は歌舞伎、クラッシク、ポップ・ロック、演劇、などの生の舞台へ行きたいです(大相撲、も入っていたのですがこちらは事態を少し様子みます・・)。チケット購入とスケジュール調整に手間がかかるので、映画みたいに量はこなせないですが、これから老年まで着実にゆったりと楽しんでいきたいと考えております。

 

若松英輔さん、佐藤優さんの公演:

得られることが多いお二人です。本だけでなく生の場に都合付けば伺うようにしています。17年はお二人とも講演会を以前より絞られた印象でした。若松英輔さんの講演会はもっと行きたいです。

 8月19日開催「激動する世界と宗教」のシンポジウムで若松英輔さん(佐藤優さん池上彰さん松岡正剛さんも出席)のコメント

「自分はどう生きるべきか ばかりでなく 自分はどう生かされているのか」

「声も出せない本当に弱い人に 近代の宗教は寄り添うことができなかった」

「苦しんでいる人に合理の解を与えることが大事と 近代は考えてきたが いっしょに苦しむことがより大事ではないか」

「分かり合うことより 分かち合うこと」

「他者は私である 私の中に私たちがある」

言葉の贈り物

言葉の贈り物

 
若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義

若松英輔エッセイ集 悲しみの秘義

 

 

・本の多読(というより積読のまま...)・大量購入:

ストレス解消のため、どんどん買って読まずに積読状態です。16年以上に私の部屋は足の踏み場も無い.です。.映画以上に「量は質に転化する」ことを実践しないと・・・・

 

・父の入院:

(自分の行動ではないですが)父が腎臓がん(幸いステージ1)摘出手術で12月に約1週間入院しました。幸いに手術成功し術後も問題なく今は実家に戻り生活しています。多くても1ヶ月に1回程度しか会っていない関係から今回はかなり濃密に父に付き合う必要があり、(大変だったのはもちろん父ですが)体力だけでなくメンタル的にもかなり消耗しました。幼少期からの関係性が今でもメンタルに影響されていることが改めて感じました。

 

・あまり出来なかったこと:

美術展へはあまり行けなかったですが、それでも最低2ヶ月に1回=通年6回以上は行けて、ミュシャ展にも行けたのでおおかた満足です。一方、旅行と運動ができなかったのは、うーんです。旅行は名古屋時代の友達と行った下呂温泉くらいで激減してしまいました。運動はジムでの水泳が減少、筋トレも週2-3回に減ってしまいました。理由ははっきりしていて、仕事の忙しさによる時間の無さと心身の疲れです。それでもなんとかメンタル壊滅までいかなかったのは、上に上げた行動がリカバリーできたんだと思います。18年、運動はもっとやらないとですが、さて旅行はどうしようか。。

 

 

◆考え方やメンタルヘルス上で感じたこと◆

 

・コップの容量は人それぞれ、自分の容量を知っておくこと:

私みたいに、体を壊したりうつになってやっと自分の容量を知るのは非効率なので、自分の体調やメンタルの具合を見るために自分と向き合って対話することが大事だと思います。

 

・自分のコップをストレスや疲れでいっぱいにしない:

私は自分のコップの容量についてかなり鈍感なところがあります。忙しさにかまけてて気づいたらもうコップからあふれ出ていて、体調やメンタルがかなり毀損されていたことが何回もあります。自分との対話によってのコップの容量のチェックをまめにすることが大事ですね。詰め込み好きの傾向は私だけでなくて日本人全体に言えるかもしれません。コップの容量内でベストを尽くすことに最近特にフォーカスしています(って出来ているかな...)。

 

・(コップのストレスを減らすため)好きなこと楽しいことや休養を定期的に行う:

「映画年間50本鑑賞」は量が多くて仕事っぽくなった感じもありますが、最初に数量目標を設定して強制的に好きなことを忙しいなかするようにできたのはよかったと思います。好きなことをする時間を忙しいなかどう確保するか、月や年間の数量設定を強制的にすることはいい面もあると思いました。

もちろん定期的な休養も大事で、好きなことと休養のバランスです。ストレスがある脳や体の中に楽しいことを強制的に入れてストレスに脳や体を向けないようにするか、又はのんびりした休養をとって脳や体からストレスを抜けさせるか、の2つのアプローチがあると思います。

 

↓すごく参考になります↓

 P162~P189

「脳を疲れさせない」「考えすぎない」→「日常の中に楽しみを取り入れる」

「仕事のことは一切考えない時間を作る」

「苦手な人にはでるだけ近づかない」

「プラス思考:笑顔を増やす、プラスの言葉」

「ワクワク感が重要な感情:原風景を思い出す、新しいことを始める」

 

・自分や他者に完ぺきな要求をして現状とのギャップに自分や他者を責めないこと:

私の場合、このギャップにストレスを感じて我慢できなくあふれ出た感情が「怒り」となることが多いです。「○○○さん(私)は、自分にも人にも要求レベルが厳しいでしょ~もっと楽にしないと」と最近親友に言われました。まさにその通り。

100点を目指さない。仏教的なアプローチだと「悟り・手離れ」なんでしょうか。高田順次さんでしたら「テキトー」「いいかげん」。堀江貴文さんだと「初動はだいたいで、すぐにやる方が大事。改善は走りながらでいい」。

 

・親との関係性を把握(余裕のあるとき):

自分の闇を申し上げるのですが、私は親にどす黒いものを持っていると思います。経済的には問題なく育ててもらったのだから何をぜいたくな、は、もちろんなのですが、精神的な悦び、、もっというと、愛情を両親からあまりもらえなかった気がしています。もちろん私は親とは表面上は問題ないように付き合っておりますが。

親から愛情をうまくもらえてなかったのでコップの容量がそもそも小さい。ので、すぐにコップがいっぱいになって具合が悪くなったり、他者との関係をうまく築いたり継続するのが苦手。今回の父の入院に際して久しぶりに父と濃く過ごして、改めて感じました。一番近い人なのに(なので?)すごく嫌なところがある。そしてそれは今の自分にもある。。

 

上の若松英輔さんのコメント

「他者は私である 私の中に私たちがある」

「親は私である 私の中に親がいる」

 

最後はヘビーになりました、すみません。このテーマはまた別のときに深く書ければと思います。

 

それではみなさん、よいお年をお迎えください。ではでは。